今日ご紹介するロゴは本田技研工業、いわゆるホンダのロゴマークです。
といってもこの翼のロゴ、ホンダのオートバイ・スクーター用のロゴです。乗用車用は別の「H」をモチーフにしたロゴを使います。それぞれ別のロゴが用意されているあたり、ホンダという企業のユーニクなところです。開発部門独自のロゴマークがあれば自ずと開発チームの士気もあがるのではないでしょうか。個人的には車の「H」よりも、バイクの翼の方が疾走感があって好きですね。
‘赤’ タグのついている投稿
世界に羽ばたくホンダ
2014年1月13日 月曜日カバとカバヤ食品
2013年11月12日 火曜日
今日ご紹介するロゴマークはお菓子メーカーの「カバヤ食品」のロゴマークです。
ロゴはアルファベットで「Kabaya」という文字。書体は「a」が丸みを帯びていて可愛らしさがあります。また頭文字の「K」の一部が虹になっています。なぜ虹になっているのか?これはカバヤ食品のものづくりのコンセプトが「夢」というところからきています。そこから虹をモチーフに取り入れていると。
ちなみに何故カバヤという社名なのかというと、「子どもたちに夢を…」という企業の姿勢にぴったりの動物というところからきています。第2次世界大戦後の昭和21年、カバを社名に入れているのですが、カバには、「おとなしく、平和を愛する」というイメージがあり、戦後の平和な社会を建設するという国民の気持ちにもあっているという点も由来のひとつです。
カーネル・サンダースの親しみやすさ
2013年10月30日 水曜日
今日ご紹介するロゴはカーネル・サンダースでおなじみの「KFC(ケンタッキーフライドチキン)」のロゴです。
笑顔のカーネル・サンダースを使ったロゴですが、前バージョンと若干変化があります。以前のカーネル・サンダースと違い、現在のものはエプロンをかけています。なぜエプロンなのでしょう?このエプロンは、カーネルが「手づくり」や「安全・安心・新鮮な素材」にこだわって独自の調理法を完成させたその姿を表現するためだそうです。前のカーネル・サンダースは紳士という印象ですが、現在のエプロンをかけた彼からはなんだか親しみが伝わってきますね。ちなみに現在のカーネルはエプロンカーネルというそうです。
イラストは以前のものに比べて主線が太く、黒色で統一されていてポップになった印象を受けます。よりオシャレになったような。
また、以前のカーネルもそうなのですが、若干、身体が斜めに傾いています。実はここがポイントで、キチンと垂直に配置してしまうと動きがなく面白みに欠けてしまいます。少し身体を傾けて配置することで人物に動きが生まれ、とたんに親しみやすさが出てきます。細かいことなのですが、ちょっとしたことで印象は変わってくるのです。
初心に戻る鶴丸
2013年10月26日 土曜日赤と青とエーザイ
2013年10月15日 火曜日
今日ご紹介するロゴは日本の医薬品メーカーのエーザイのロゴマークです。
赤と青色の2色の楕円の中に「Eisai」の文字。この赤色は動脈を、青色は静脈を。そして中心の心臓が動き続けている、この動きを保ち続けること。健康を保ち、生命を続けさせることがエーザイという企業の使命ということを、このロゴで表しています。
ちなみにエーザイの英語表記が「Eizai」でなく「Eisai」なのは、医学の本家ドイツでは「sa」は「サ」ではなく「ザ」と読むということと、見た目が「zai」よりも「sai」の方がキレイということがあるようです。また「Z」は終わりを意味するということも変えた理由とのこと。確かに終わりというのは、医学にとっていい感じはしませんね。
博報堂のロゴから伝わる想い
2013年10月13日 日曜日
今日ご紹介するロゴは大手広告代理店である博報堂のロゴマークです。
ロゴですが、実にシンプル。二つの赤い四角が縦に並んでいるのみ。ただ、ここにもいろいろとうんちくがあります。この縦に並んだ二つの四角、これは「:」(コロン)をモチーフにしたもの。「:」は関係性を表す記号で、「人:人」「企業:生活者」「生活者:メディア」などの出会いの間に立つのが博報堂という企業であると。
さらにこのロゴには秘密が…
実は二つの四角をよく見ると、なんと博報堂の頭文字「H」が隠されているのです。出会いの間に立ちながら、決して存在感を出し過ぎず、あくまで黒子としてサービスを提供していく。この演出からは、そんな想いが伝わってきます。
博報堂の想いの込もったロゴ。とても素晴らしいロゴのひとつです。
トットリッチ ロゴ
2013年10月8日 火曜日オニヤンマと豊作のヤンマー
2013年10月7日 月曜日
今日ご紹介するロゴは発動機や農機、建機、小型船舶の製造・販売を行うヤンマーのロゴマークです。
ヤンマーの社名の由来であるトンボ(オニヤンマ)の羽をモチーフにしたロゴです。トンボは豊作の象徴でもあり、企業のイメージ(農機具の製造)とも合っています。また、このマーク、「YANMAR」の頭文字の「Y」も表しています。
これまでのヤンマーを刷新するような、洗練されたロゴマーク。ガンダムに出てきそうなマークで、素直にカッコいいです。このロゴのデザイナーはおなじみの佐藤可士和氏です。
コメリと小国鶏
2013年9月28日 土曜日
今日ご紹介するロゴはホームセンターのコメリのロゴマークです。
太陽を連想させる赤色の円の中に鶏が描かれています。鶏は鳴き声で時間を正しく知らせた小国鶏(しょうこく)です。公式サイトによれば、堅実で謙虚な企業の姿、時を告げる正確さ、未来を予知する能力、といった意味を含んだデザインということです。
ちなみにコメリという社名は、米穀商を創業した際の「米利商店」という社名が 、「株式会社米利商店」、「株式会社米利」となり、1985(昭和60)年より「株式会社コメリ」となったそうです。