ロゴ制作会社の選び方
ロゴを外部の制作会社にお願いしたいけど、どこにすればいいのか悩んでいる方に、制作会社の選び方のポイントをご紹介します。
まず、ロゴの作成を依頼するうえで自分がどこに優先順位を置くのかを決めます。大まかに分けてふたつの選択肢があると思います。ロゴ作成の費用なのか、それともクオリティーなのか。このどちらを優先させるかで選ぶ制作会社が絞られてきます。
単純に費用面であれば、ホームページで検索すれば低価格をうたっている制作会社がヒットしますので、そちらを選ばれるのが得策です。特に最近はコンペ形式のサービスがあるので、そちらを利用するとかなりの数のデザイン案を低価格で見ることができたりします。ただし、価格面で選ぶ場合、注意しなければならない点が2つあります。
ひとつは基本的にデザイナーとの打ち合わせは省かれるので、自社のことをきちんと説明しないとコンセプトの違ったデザイン案であふれる可能性がでてきます。
ふたつめにかかる費用をきちんと把握しておく必要があります。制作料金は安価だけど、修正の際に毎回費用が発生したり、著作権譲渡や仕様書に別途費用がかかったりと、思わぬところで費用が発生するケースもあります。対応策としてお勧めなのが、その制作会社の利用規約に一度目を通しておくことです。これは低価格で打ち出している制作会社以外にもぜひとも確認しておいてもらいたいことです。ちなみに弊社の利用規約はこちらからご覧いただけます。
ロゴの質で制作会社を選ぶ時、まず難しいのは判断材料が明確でないところです。費用を抑えたい場合は料金表もしくは見積もりで判断できます。ロゴに質を求める場合、依頼して作ってもらわないととわからないという点があり、事前の判断がなかなか難しいものです。じゃあ、まったく対策が無いのかというと、対策はあります。
ぜひともチェックしてもらいたいのはその制作会社の実績です。この過去の実績からこの制作会社のデザインの傾向がわかります。ここで自分の求めているロゴデザインと比べてみて合っているかどうかを判断してみてください。そしてさらにチェックしてもらいたいのは過去のロゴをみて、そのロゴに意味がきちんと落とし込まれているかどうかです。ロゴは見た目のデザインも重要ですが、もっと大切なのは意味です。企業の理念やビジョンなどをビジュアルで表現しているのがロゴです。なのでここをきちんと把握してロゴを制作しているじかどうかを見てください。
以上の点を踏まえてロゴ制作会社の過去の実績に目を通せばある程度の失敗は防げると思います。
ロゴを依頼する前に、一番重きを置いていることを決めて、制作会社を選ぶ。この点に気をつければ、制作会社選びで失敗することも少なくなるのではないかと思います。