今日ご紹介するロゴは金沢21世紀美術館のロゴマークです。
21と丸の中に描かれた幾何学的な模様。21は21世紀を表しているのですが、となりのマークは何を表しているのでしょう?皆さんはわかりましたか?実はこれ、美術館の建物を俯瞰した図なのです。美術館を訪れた人が、このマークってなんだろうと考え、館内を歩いているうちに、俯瞰図だと気付いたり…この何かわからないもの、というのがデザインの中では重要で、簡単にわかってしまうと人の記憶に残らない。隠された意味に自分で気付いてそれを人に伝えたくなる。それがデザインの深さなのかと思います。このロゴのデザイナーは佐藤卓氏です。流石です。