今日ご紹介するロゴは表参道ヒルズのロゴマークです。
表参道の「参」という漢字がモチーフになったロゴです。人々が集い様々な文化が生み出されてきた表参道を象徴して「参」という文字を用いているとのこと。さらに「参」という文字のデザインですが、明治神宮の大鳥居とそれにつながる参道を表しています。また、表参道ヒルズの象徴でもある“スパイラルスロープ”も表現されています。確かに「参」の下の部分がスパイラルしています。「参」という文字を再構築し、洗練されたデザインに仕上げ、尚かつ意味もキチンと落とし込んでいるところは素晴らしいと思います。
「参」という文字を囲む円は、表参道の頭文字「O」を表すとともに、日本の文化のひとつ、判子をも模しています。
このように様々な要素が落とし込まれている表参道ヒルズのロゴ。外国の方も多く観光にくる表参道という場所を考えればこの日本的なロゴは、世界に向けても発信する力のあるデザインではないでしょうか。
ちなみにデザインされたのは、タイクーングラフィックスです。
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「参」という文字と表参道ヒルズのロゴ
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まず、手のマークですが、これには「手づくりしよう」「手を使って何かをしよう」というお店のコンセプトが込められています。
また、手作り感を出すため、「TOKYU HANDS」の書体もすこしガタガタした書体で作られています。
色味も、手作り感を出すため、深緑色を使用しウッディなイメージに仕上げたようです。
少し斜めに傾けた文字とマークが、手づくりの勢いを感じさせてくれますね。