今日ご紹介するロゴは大手広告代理店である博報堂のロゴマークです。
ロゴですが、実にシンプル。二つの赤い四角が縦に並んでいるのみ。ただ、ここにもいろいろとうんちくがあります。この縦に並んだ二つの四角、これは「:」(コロン)をモチーフにしたもの。「:」は関係性を表す記号で、「人:人」「企業:生活者」「生活者:メディア」などの出会いの間に立つのが博報堂という企業であると。
さらにこのロゴには秘密が…
実は二つの四角をよく見ると、なんと博報堂の頭文字「H」が隠されているのです。出会いの間に立ちながら、決して存在感を出し過ぎず、あくまで黒子としてサービスを提供していく。この演出からは、そんな想いが伝わってきます。
博報堂の想いの込もったロゴ。とても素晴らしいロゴのひとつです。
博報堂のロゴから伝わる想い
2013年10月13日大阪ステーションシティのシンプルなロゴ
2013年10月13日みんロゴが中国新聞で紹介されました。
2013年10月11日開かれている場、堂島ホテル
2013年10月10日北斎の稲妻がロゴマークに
2013年10月9日トットリッチ ロゴ
2013年10月8日オニヤンマと豊作のヤンマー
2013年10月7日
今日ご紹介するロゴは発動機や農機、建機、小型船舶の製造・販売を行うヤンマーのロゴマークです。
ヤンマーの社名の由来であるトンボ(オニヤンマ)の羽をモチーフにしたロゴです。トンボは豊作の象徴でもあり、企業のイメージ(農機具の製造)とも合っています。また、このマーク、「YANMAR」の頭文字の「Y」も表しています。
これまでのヤンマーを刷新するような、洗練されたロゴマーク。ガンダムに出てきそうなマークで、素直にカッコいいです。このロゴのデザイナーはおなじみの佐藤可士和氏です。
三本線に円のミツカン
2013年10月4日
今日ご紹介するロゴは「酢」で有名なミツカンのロゴマークです。
三本線の下に円が描かれた不思議な形のロゴと「mizkan」という英語表記で構成されています。まずマークですが、四代目中埜又左衛門(なかのまたざえもん)氏が考案されたロゴで、由来は中埜家の家紋からきています。三本線は酢の命でもある「味」「利き」「香り」を意味し、三本線の下に円をつけたのは「天下一円にあまねし」という易学上の理念を表しているとのこと。また、英語表記の「mizkan」ですが、「mitsukan」でないところがミソで、これは一目して「形」として認識できるようにと、「z」が使われているそうです。さすが、200年以上続く企業です。深いですね。
自然、生命、人間が集まって地球に
2013年10月1日
今日ご紹介するロゴは東邦大学のロゴです。
以前ご紹介したアース&ミュージックエコロジー(earth music & ecology)のロゴと同じ、詰め込み系のロゴです。東邦大学の場合、自然、生命、人間をモチーフとしたアイコンが集まって地球を形成しています。互いに助け合い、補い合い、愛し合う。東邦大学のありかたをこのマークが表しています。人間、鳥、太陽、水、といったアイコンの他によく見ると、クジラがいます。なんだかかわいい感じがしていいですね。
優れたネーミングは聞いただけで商品の効果がわかる
2013年9月30日
今日ご紹介するのは面白いネーミングをつけることで有名な小林製薬の商品、その名も「熱さまシート」です。
小林製薬の商品はどれも面白いネーミングなのですが、その中でもこの「熱さまシート」は端的に商品の特徴を伝えているネーミングだと言えます。発熱の時に熱をさますシート状の商品だろうと、聞いただけで理解できます。また、言葉もシンプルで、なおかつリズミカル。実際、発音してみるとわかりますが、とてもいいやすい。このあたりが、ヒット商品を生むためのネーミングの秘訣だと思います。