前回ご紹介したGOPANですが、今回はそのネーミングの素晴らしさについて考えてみます。「GOPAN」というネーミング、ごはんとパンを組み合わせたものなのですが、ごはんからパンを作るという特徴をズバリ表しています。また「GOPAN=GO+PAN」でPANにGOとも読めます。このようにネーミングで機能、特徴がわかる、この部分はとても重要です。
さらにネーミングで重要なのは響きです。発音したとき、耳にしたときの違いがヒットを左右する。よく言われるのは、
- ・母音のAの音から始まる
- ・濁音か破裂音が入る
- ・最後はN(ん)で終わる
というネーミングがヒットするうえで大切な要因だそうです。
この点、「GOPAN」は濁音が入っているのと最後がN(ん)で終わっているという条件を満たしています。この響きの良さが口コミの拡大を加速させる原因になったのではないでしょうか。人に伝えるとき、言いやすい商品やサービス名の方が断然いいということですね。