今日ご紹介するロゴは愛媛県の今治タオルのブランドロゴです。
どことなく花札をイメージさせる縦長のフォルム。赤と青のシンプルな色で構成されたロゴは、赤色の部分が太陽で、下の青色の部分が海をイメージしています。太陽と海の比率も心地いい。さらにフォントがかわいい。マーク部分に比べるとフォントは柔らかいフォルムをしています。このあたりマークとフォントのバランスも優れています。
じつはころのロゴを見るまで今治がタオルの生産地という知識はありませんでした。おそらく「今治=タオル」という認知度をあげたのは、このロゴマークの影響がかなり大きいのでは。
個人的にもシンプルで洗練されていて好きなロゴのひとつです。ちなみにデザイナーは佐藤可士和氏です。
‘ロゴのうんちく’ カテゴリーのアーカイブ
今治タオルプロジェクト
2013年9月11日 水曜日アステラス製薬 ロゴマークの由来
2013年9月10日 火曜日続いて「アステラス製薬」ロゴマークの由来です。
このロゴマークの星の形は、未来へと進む、美しく輝く星を表しており、名前は“フライング・スター”というそうです。
最先端の科学技術と斬新なインサイトで、人々に希望をもたらし、新時代を照らしてゆくという思いを大胆に表現したデザインだそうです。
ロゴに込めた思いはもちろん、星形も普通の星形と違う絶妙な形で、素敵ですね。
国立西洋美術館の鋭角
2013年9月10日 火曜日
今日ご紹介するのは東京の上野公園内にある国立西洋美術館のロゴマークです。
鋭角な印象のロゴマークですが、ここにも理由があります。国立西洋美術館(National Museum of Western Art)の英文名の頭文字「N」「M」「W」「A」のすべてに、鋭角が含まれているから、この鋭角をシンボルにしたそうです。改めて見てみると、ロゴの中に頭文字が収まっています。鋭角な波形のマークをみて、なんだろう?と思わせる。そしてそこにはきちんと答えがある。その面白さを人に伝えたくなる。素敵なロゴです。
参考文献:「ロゴデザインのアイデア」
五輪マークの意味
2013年9月8日 日曜日
めでたく東京が2020年夏季五輪の開催都市に決定したので、今日ご紹介するマークもそれにちなんだものにしました。
で、今日ご紹介するのはオリンピックのシンボルマークの五輪マークです。このマークを考案したのはピエール・ド・クーベルタンという方です。フランス人で近代オリンピックの創立者といわれている人です。彼が古代オリンピックの開催地の一つであるデルフォイの祭壇にあった五輪の紋章に着想を得て製作したものが、この五輪マークなのです。
五輪の輪は、左から青、黄、黒、緑、赤の五色でなりたち、それが五大陸(ヨーロッパ、アジア、アフリカ、オーストラリア、アメリカ)を表現しています。ただ、どの色がどの大陸を表しているということは決まっていません。また、この五色と白色を使えばほとんどの国の国旗を描くことが出来るとも言われています。
twitterと青い鳥と黄金比
2013年9月7日 土曜日
今日ご紹介するロゴはtwitterのロゴマークです。
twitterの意味が小鳥のさえずりということで、青い鳥がロゴに使われています。このロゴマーク以前のものからリニューアルされ、かなりスタイリッシュなロゴになりました。新しいtwitterのロゴですが、その特徴はフォルムです。同じ曲線を使って描かれています。
ロゴマークのフォルムのすべての要素が円の大小に沿って描かれているのです。この大小の円の比率がスタイリッシュな秘密です。このそれぞれの円の比率ですが、1:1.6という比率になっています。この1:1.6という比率が黄金比と呼ばれるもので、この比率をもとにデザインすれば視覚的に心地よいとされています。ちなみにアップルのロゴも黄金比で構成されています。
GOPANロゴマーク
2013年9月6日 金曜日ご飯つながりで、もうひとつ。GOPANのロゴマークについてです。
ロゴマークにお米のシルエットを入れ、お米でパンが作れる画期的な商品特徴を表現しております。
また、使うのが主に女性ということで、お花のように並べて、華やかな雰囲気に仕上げています。
弊社でも、ロゴマークを作る際には、ターゲットが誰なのか、商品やサービスの特徴は何なのか、ということを意識してロゴマークを作っています。
みんなのよい食プロジェクトロゴマーク
2013年9月6日 金曜日本日はJAさんの、「みんなのよい食プロジェクト」ロゴマークについてです。
見た瞬間気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、このロゴマーク実は「食」という漢字を模しています。
そして茶碗と箸をもった女の子が、日本の良い農産物や良いお米を食べて幸せな気持ちになっている様子が表現されており、食の重要性や健全なイメージなどを上手く伝えています。
女の子の髪型が古風なところもかわいくていいですよね。
オリンピックの招致ロゴは華やかで素敵。
2013年9月5日 木曜日
今日ご紹介するロゴは2020年東京オリンピック招致ロゴです。
五輪マークは、青・黄・黒・緑・赤。そして日本を象徴する桜。その五色の桜が集まってリースの形になっているロゴです。(黒色だけが東京を表す「江戸むらさき」)
毎回、招致ロゴは華やかな色で構成されていて、素敵です。
ちなみにこちらが負けてしまいましたが、2016年の招致ロゴです。こちらも水引をモチーフに日本らしさと五輪の華やかさがある素敵なロゴです。
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追記
2020年夏季五輪の開催都市を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会でみごと東京が開催都市に選ばれました。
「m」の出っ張り
2013年9月4日 水曜日
今回ご紹介するロゴはムヒです。虫に刺されたり、肌がかゆいとき、塗るクスリのムヒ。実は社名は株式会社池田模範堂といいます。金鳥と同じように商品名が企業名よりも有名になっているケースですね。
このムヒのロゴですが、特徴は先頭の「m」の先端の出っ張り部分です。ムヒを患部に塗る時にクリームがきゅっと、なった部分。これがムヒの商品イメージを端的に表しています。
ふくよかな書体で企業を表現
2013年9月4日 水曜日
今日ご紹介するロゴは明治グループのロゴマークです。明治製菓、明治乳業ともにこのロゴマークに統一されています。
このロゴ、なんともふくよかでやわらかな書体でやさしい印象を受けます。「食と健康」の企業にふさわしいフォルム。とくに「m」の先端の形状は微妙な動きがあって素敵です。なんだかそのフォルムは、ホイップクリームを連想させます。「明日をもっとおいしく」というスローガンのとおり、ロゴ自体が美味しそうな、やさしいロゴです。