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みんロゴブログ

‘ロゴのうんちく’ カテゴリーのアーカイブ

ミラノ市の紋章とACミラン

2013年11月8日 金曜日

ACミラン
今日ご紹介するロゴはイタリアのサッカークラブ、ACミランのエンブレムです。
楕円の中にACMの文字と1899という数字。そして真ん中の円の中に赤と黒の縞模様と赤十字。ACMはACミランで1899は創設年。ポイントは真ん中のモチーフです。この赤と黒の縞模様はチームカラーなのですが、隣りの赤十字に深い意味があります。この赤十字、ACミランの本拠地、ミラノ市の紋章にちなんでいます。このあたりもヨーロッパのサッカークラブチームが都市と密接にかかわっているのがよくわかります。ちなみにイタリアの自動車メーカーのアルファ・ロメオも赤十字が使われています。
で、面白いのが同じミラノを本拠地としているクラブチーム、インテルは大蛇をモチーフにしたエンブレムです。何故、大蛇なのか?じつはACミランとインテルはもとは同じチームでした。それが分裂。なのでインテルのエンブレムはACミランの赤十字に対抗して、ミラノ市の紋章の赤十字でない側の大蛇を採用したのです。同じミラノ本拠地とするチームが市の紋章も二分する。このあたり、歴史あるチームのエンブレムの面白さではないでしょうか。

カタルーニャのバルセロナ

2013年11月5日 火曜日

FCバルセロナ
今日ご紹介するロゴはFCバルセロナのエンブレムです。
マンチェスター・ユナイテッド、アーセナルはプレミアリーグですが、こちらのバルセロナはスペインのリーガ・エスパニョーラに所属する名門サッカークラブです。世界最高の選手の1人、リオルネ・メッシが所属しているチームとしても有名ですね。
エンブレムですが、4つの要素から構成されています。まず、十字ですが、これはカタルーニャの伝説の守護聖人「サン・ジョルディ」からきています。黄色と赤の縞模様はカタルーニャの国旗から。真ん中のFCBの文字は、「Futbol Club Barcelona」の略。最後に青色とえんじ色の縞模様とサッカーボールですが、青色とえんじ色はバルセロナのチームカラーです。バルセロナという組織にはサッカーの他にもバスケットボールや野球のチームもあり、そのチームカラーとしてこの縞模様が使われています。なので、サッカーボールが真ん中に描かれています。
このようにFCバルセロナのエンブレムにはいろいろな意味、うんちくが詰め込まれています。他のクラブのエンブレムもそうですが、パーツのひとつひとつをひも解いていけば、クラブの歴史、アイデンティティーを知ることができて、なかなか面白いものです。

アーセナルと兵器工場

2013年11月4日 月曜日

アーセナル
今日ご紹介するロゴはプレミアリーグに所属するサッカーチーム、アーセナルのエンブレムです。
アーセナルといえばアーセン・ベンゲル氏。Jリーグの名古屋グランパスエイトでも監督経験のあるアーセン・ベンゲル氏がずっと監督をしているチームです。個人的にはデニス・ベルカンプとティエリ・アンリが活躍していた頃が好きでしたね。で、エンブレムですが、真ん中に大砲が描かれています。これはチーム名に関係していて、アーセナルというのは「兵器工場」という意味です。なので大砲なのですね。実際にロンドン南東部ウーリッチ地区にある兵器工場の労働者がアーセナルを結成したのです。ちなみに兵器工場の砲撃手から「ガナーズ」というチームの愛称があります。

赤い悪魔のエンブレム

2013年11月2日 土曜日

マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)
今日ご紹介するロゴマークはマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United) のエンブレムです。
マンチェスター・ユナイテッドとはオールド・トラッフォードを本拠地とするイングランドの名門サッカークラブです。愛称はレッド・デビルズ(赤い悪魔)。チームには現在(2013年11月)、香川真司選手が在籍しています。
クラブのエンブレムには帆船が描かれていますが、これはマンチェスター市が交易都市であることの象徴です。ちなみに同じマンチェスターにあるクラブ、マンチェスター・シティのエンブレムにも帆船が使われています。エンブレムの真ん中には三又の槍を手にした赤い悪魔が描かれています。しかもこの悪魔、笑っています。これがユナイテッドのシンボルであり、相手チームから恐れられた赤い悪魔です。
使われている色は赤と黄色。ポップな色使いで他のクラブのエンブレムに比べて目立ってますね。

カーネル・サンダースの親しみやすさ

2013年10月30日 水曜日

ケンタッキーフライドチキン
今日ご紹介するロゴはカーネル・サンダースでおなじみの「KFC(ケンタッキーフライドチキン)」のロゴです。
笑顔のカーネル・サンダースを使ったロゴですが、前バージョンと若干変化があります。以前のカーネル・サンダースと違い、現在のものはエプロンをかけています。なぜエプロンなのでしょう?このエプロンは、カーネルが「手づくり」や「安全・安心・新鮮な素材」にこだわって独自の調理法を完成させたその姿を表現するためだそうです。前のカーネル・サンダースは紳士という印象ですが、現在のエプロンをかけた彼からはなんだか親しみが伝わってきますね。ちなみに現在のカーネルはエプロンカーネルというそうです。
イラストは以前のものに比べて主線が太く、黒色で統一されていてポップになった印象を受けます。よりオシャレになったような。
また、以前のカーネルもそうなのですが、若干、身体が斜めに傾いています。実はここがポイントで、キチンと垂直に配置してしまうと動きがなく面白みに欠けてしまいます。少し身体を傾けて配置することで人物に動きが生まれ、とたんに親しみやすさが出てきます。細かいことなのですが、ちょっとしたことで印象は変わってくるのです。

フラットデザイン化されたGoogleのロゴ

2013年10月29日 火曜日

google
今日ご紹介するロゴは「Google」のロゴマークです。
実はこの「Google」のロゴですが、以前のものからフラットデザインと呼ばれるものに変わりました。フラットデザインとは、最近のトレンドのデザイン手法で、画面に表示するボタンやメニューなどを非常に平坦な見た目にするという表現手法です。下にあるのが以前の「Google」のロゴです。立体的ですね。
google
ちなみにフラットデザインの逆はリッチデザインと呼ばれるもので、リアルな質感にこだわったデザイン手法です。代表的なのが「Apple」でした。ただ「Apple」もios7ではフラットデザインを取り入れています。
このように「Google」や「Apple」も取り入れているフラットデザイン。しばらくはこの流れは続くのでしょう。
個人的にはリッチデザインの方が好きですけど。

自由な空気感を伝える食べログのロゴ

2013年10月28日 月曜日

食べログ
今日ご紹介するロゴはグルメ・レストランのクチコミサイト「食べログ」のロゴマークです。
お箸とそれを持つ手がモチーフのユニークなロゴです。お箸を持つ手。そして「食べログ」という「食」という文字。このロゴを見ればグルメに関するサイトなのだとすぐにわかります。直感的に何のサービスなのかを伝えるというロゴの役割をきちんと果たしたデザインではないでしょうか。ちなみに以前の「食べログ」のロゴは「tabelog.com」という英語表記の「a」をつまんでいました。
また、「食べログ」の文字の大きさやベースラインが揃っていないのにも理由があり、食べログの自由な空気感を表現しているとのこと。自由に感想を言い合い、みんなの意見が集まる場所。それがフォントのフォルムで表現されています。

初心に戻る鶴丸

2013年10月26日 土曜日

jal
今日ご紹介するロゴはJAL(日本航空)のロゴマークです。
JALのロゴマークも歴史があり、現在、使われているロゴは五代目にあたります。実はこのロゴ、ニ代目ロゴとほぼ同じデザインです。企業としていろいろあって、初心に戻るという意味を込めて、ニ代目ロゴの鶴丸のデザインになったと。ただ、細部のデザインは現代風にアレンジされています。鶴の頭が若干鋭かったり、羽根の切り込みが大きくなっていたり。JALの文字も大きくなって読みやすくなっています。
この鶴丸ですが、鶴というモチーフと日の丸を連想させる配色が、まさに日本を代表する航空会社ということを表現しています。

レイモンド・ローウィ氏と不二家

2013年10月24日 木曜日

不二家
今日ご紹介するロゴはペコちゃんで有名な不二家のロゴマークです。
このマーク、FUJIYAの頭文字「F」がモチーフになっています。さらに、この「F」には「Familiar(親しみやすい)」、「Flower(花)」、「Fantasy(夢)」、「Fresh(新鮮な)」、「Fancy(高級な、かわいらしい)」という5つの意味が込められています。この「F」の文字の先っぽに花があしらわれているのですが、これがなんともかわいい。このロゴのポイントになっています。左側のくるっと円を描く軌道もかわいい。
少しレトロな印象もあるロゴマークですが、1961年に世界的に有名な20世紀を代表する産業デザイナーのレイモンド・ローウィ氏が制作したものです。「口紅から機関車まで」と言われるように幅広いジャンルで活躍されたローウィ氏ですが、日本でも活躍していたんですね。

「参」という文字と表参道ヒルズのロゴ

2013年10月22日 火曜日

表参道ヒルズ
今日ご紹介するロゴは表参道ヒルズのロゴマークです。
表参道の「参」という漢字がモチーフになったロゴです。人々が集い様々な文化が生み出されてきた表参道を象徴して「参」という文字を用いているとのこと。さらに「参」という文字のデザインですが、明治神宮の大鳥居とそれにつながる参道を表しています。また、表参道ヒルズの象徴でもある“スパイラルスロープ”も表現されています。確かに「参」の下の部分がスパイラルしています。「参」という文字を再構築し、洗練されたデザインに仕上げ、尚かつ意味もキチンと落とし込んでいるところは素晴らしいと思います。
「参」という文字を囲む円は、表参道の頭文字「O」を表すとともに、日本の文化のひとつ、判子をも模しています。
このように様々な要素が落とし込まれている表参道ヒルズのロゴ。外国の方も多く観光にくる表参道という場所を考えればこの日本的なロゴは、世界に向けても発信する力のあるデザインではないでしょうか。
ちなみにデザインされたのは、タイクーングラフィックスです。

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