今日ご紹介するロゴは公文式で有名な「KUMON」のロゴマークです。
「KUMON」のロゴの特徴は色とキャラクターです。水色のコンセプトカラーが知性や爽やかさをイメージさせます。また「KUMON」の「O」の部分が可愛らしいキャラクターになっています。子供が考えている、勉強しているような表情のこのキャラクター、愛嬌がありますね。この顔は、子供であり、保護者やKUMONの先生やスタッフ、社員、全員の顔をあらわしていて、「考え続け成長する」ということを表現しています。この顔、実は愛称があって「THINKING FACE」と呼ばれているそうです。
‘ロゴのうんちく’ カテゴリーのアーカイブ
顔が表現しているもの
2014年1月15日 水曜日世界に羽ばたくホンダ
2014年1月13日 月曜日ノスタルジックなテイストで
2014年1月10日 金曜日筆文字の持つ力
2014年1月9日 木曜日逆にするという遊び心
2014年1月8日 水曜日スバルの六連星
2013年12月24日 火曜日
今日ご紹介するロゴは富士重工業の自動車製造部門のブランド「SUBARU(スバル)」です。
「SUBARU(スバル)」というブランド名ですが、まさに「昴」から名付けられています。「昴」というのは日本では古くから六連星(むつらぼし)とも言われ、古事記や日本書紀、枕草子といった書物にも記述されているそうです。また富士重工業が旧・中島飛行機系5社を吸収合併するという形で誕生したことから、この6社を「統(す)べる」=「統合する」との意志が六連星に込められているとの説も。ロゴデザインは大きな星がひとつに、5つの小さな星が連なっています。基本的にこの六連星のデザインが継承され続けているため、スバルといえば、この六連星のロゴデザインというイメージが浮かびます。やはり継続して同じロゴを使い続けると、それだけでブランド力が高まります。
ロゴに隠された意味
2013年12月17日 火曜日ユニークな見た目にTSUTAYAのミッションが込められている
2013年11月19日 火曜日
今日ご紹介するロゴはDVDレンタルで有名な「TSUTAYA」のロゴマークです。
一見、人の顔のようなインパクトのあるロゴマーク。印象に残りますね。このロゴマークにも細かく意味があります。まず、全体のTVのようなフォルムは「メディア」を表していて、いろいろな「メディア」を通じてエンターテイメントを流通させる企画を創造する、という意味合いがあります。そこから出ているセンサーと電波は時代に敏感というところと、情報を発信するという意味です。そしてユニークな顔の部分は、「コミュニケーション」を表し、「自分らしい、自立した私」になることができる社会を実現するという意味が込められています。TSUTAYAのシンボルマークにはTSUTAYAのミッションが落とし込まれているのです。
警備の役目もかねたロゴ
2013年11月13日 水曜日
今日ご紹介するロゴマークはアルソック(ALSOK)のロゴです。
アルソックというのは警備、セキュリティーサービス会社の綜合警備保障株式会社(そうごうけいびほしょう)のコーポレートブランドです。ロゴは青と黄色の長方形のシンプルなロゴに「ALSOK」というブランド名が英語で表記されています。まず長方形のマークですが、これは昼と夜の一日を表しています。黄色が昼で青が夜。斜めに区切られているのは「スピード感」と「警告・禁止」を表現しています。この長方形のマークがステッカーとして使われるため、「警告・禁止」といった見た目の抑止力がロゴに求められているのでしょう。「ALSOK」という英語表記ですが、「L」と「A」、「O」と「K」が繋がっていたり、フォルムが柔らかかったりと、スピード感や優しさが表現されています。
ちなみに「ALSOK」というのは365日、24時間いつでもセキュリティOKという気持ちの「ALWAYS-SECURITY-OK」を略したものだそうです。
カバとカバヤ食品
2013年11月12日 火曜日
今日ご紹介するロゴマークはお菓子メーカーの「カバヤ食品」のロゴマークです。
ロゴはアルファベットで「Kabaya」という文字。書体は「a」が丸みを帯びていて可愛らしさがあります。また頭文字の「K」の一部が虹になっています。なぜ虹になっているのか?これはカバヤ食品のものづくりのコンセプトが「夢」というところからきています。そこから虹をモチーフに取り入れていると。
ちなみに何故カバヤという社名なのかというと、「子どもたちに夢を…」という企業の姿勢にぴったりの動物というところからきています。第2次世界大戦後の昭和21年、カバを社名に入れているのですが、カバには、「おとなしく、平和を愛する」というイメージがあり、戦後の平和な社会を建設するという国民の気持ちにもあっているという点も由来のひとつです。