メニューを飛ばして本文へ
ここから本文

ブランド戦略の実績

塩見常磐堂

吉井川周辺に多い笹の葉のカタチにちなんで名付けられた「笹の葉せんべい」の販売を行っている塩見常磐堂。笹の葉を模した素朴な風味のこのお菓子は西大寺における銘菓のひとつとして広く知られています。

デザインコンセプト

「自然を感じさせるおもてなし」
笹を模したお菓子である「笹の葉せんべい」の販売を行っている塩見常磐堂。そこで笹の葉を中心とした「自然を感じさせる和のデザイン」ということをトータルコンセプトとしてブランド戦略を行いました。

ロゴマークデザイン

筆を使った書き文字をロゴタイプに使用しています。筆文字の力強さとともに、和の様相、自然の優しさを感じられるようにデザインしています。

店舗外観デザイン

窓のガラス素材、看板、のれん等の店舗外観デザインのご提案をさせていただきました。
のれんはこだわりある職人さんに依頼して手染めによって作成しています。特徴的なのはのれんの丈を短くしているところです。これはお客様が店内へ入りやすいように、また日差しを取り入れることで店内を明るい雰囲気にするために、あえて短い丈にしました。若い笹の葉をイメージさせる色を使うことで、あらかじめ消費者にこのお店がどういった商品を扱っているのか認識させています。また、のれん掛けの部分や掛ける位置等もクライアント様と話し合いながら、細部まで丁寧に作り込みました。
看板は、店舗外観にあわせたデザイン、素材を選んでいます。看板の石の部分の素材ですが、商品の包装紙の色合いに近い「大谷石」を使用することでブランドイメージの統一を図りました。

店舗内装デザイン

窓、飾り戸、什器(カウンターショーケース、作業台、飾り棚、レジ台、縁台)、照明等のデザインやそれぞれの店内配置に至までの店内内装デザインのご提案をさせていただきました。
店舗の雰囲気に合わせたデザイン、店舗スタッフが使いやすいデザインなどを基本とし、その都度クライアント様と打ち合わせを重ねる事によって、細部まで納得していただけた仕上がりになったと思います。
什器は、クライアント様の作業動線(実際の店員スタッフ様の身長なども考慮しています)や作業内容、取り扱う物の大きさなどを考え、より快適に作業できるようデザインを進めました。
ショーケスースの幅も商品ディスプレイを考えた上で適切なサイズ設定をしています。また、ショーケースの底面に「和」「なごみ」をイメージさせる畳を使うことで、取り扱う商品(お菓子)に深みを持たせています。この畳は縁台にも使い、内装の統一感をだしています。

パッケージデザイン(個包装・詰め合せ箱・包装紙)

手作りのお菓子という点をどのようにして消費者にパッケージで伝えれるのかを考えました。そこで手作り感をだすために、個包装は和紙のテクスチャーと笹の葉を地紋に使用しています。笹の葉の形状の透明部分で商品の中身を見せ、消費者に安心感を与えています。また筆文字を使うことであたたかみのあるパッケージに仕上げました。

このページの先頭へ